政府が推進する科学技術イノベーションをめぐり、大学が新たな価値創造の中心となることがこれまで以上に期待されています。大学では、研究力の基盤を強化するため、自身の機能改革への取り組みが始まっています。市場環境はさらに複雑・多様化しており、オープンイノベーションが注目されるとともに、大学に対する企業からの期待も膨らんでいます。

クラリベイト・アナリティクスとしての開催となる第5回学術シンポジウムは「産学連携とオープンイノベーション」をテーマに、大学経営力の強化について広く議論する場を提供致します。

本シンポジウムの後援である国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)は、「未来社会創造事業」を開始しました。本事業では、非連続なイノベーションを積極的に生み出すハイリスク・ハイインパクトな研究開発を実施することを目的として、新しい試みに挑戦しています。その中からも、大学・研究機関にとっての新たな挑戦や機会、期待が明らかになってきています。

大学は自律的、持続的な経営を続けていくために、今後ますます自らの収益によって経営力を強化し、多様な資金の獲得を目指して、国・地方自治体・産業界などからの大学・研究機関への投資を呼び込む取組みが求められています。

大学経営の視点から様々なベストプラクティスを学び、産学連携とオープンイノベーションの最先端を共有させていただく場となれば幸いです。

セミナー概要

セミナー名 【第5回 学術シンポジウム】 
産学連携とオープンイノベーション
~大学経営力強化に向けて~
日時 2017年6月30日(金) 11:00~17:20 予定
(17:35 – 19:00に情報交換会の開催を予定しております)
主催 クラリベイト・アナリティクス
後援 国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
開催場所 学士会館
〒101-8459東京都千代田区神田錦町3-28
会場までの地図
参加費 無料
参加者 全国の大学学長、副学長、研究担当理事、研究戦略・分析・戦略策定・資金調達・産学連携に携わる皆様、アカデミアと産学連携に携わる企業の皆様、URA、国際広報ご担当理事、WPI 拠点長、財団で研究評価・分析に携わる皆様
定員 150名(先着順・事前申込み必要)
※ 同業者の方のお申込みはお断りする場合がございます
申込 お申込はこちら

プログラム概要

詳しいプログラムは本サイトにて、随時更新予定です。

時間 演題・演者(敬称略)
10:00-
11:00
受付
11:00-
11:05
ご挨拶
クラリベイト・アナリティクス
学術情報事業部 事業部長
渡辺 麻子
11:05-
11:40
基調講演「JSTが取り組む新たな産学連携について」
国立研究開発法人
科学技術振興機構(JST)理事
白木澤 佳子
11:40-
12:15
講演「オープンイノベーションのグローバルな動向とパートナーリングの機会」
株式会社ナインシグマ・ジャパン ヴァイスプレジデント
渥美 栄司

株式会社ナインシグマ・ジャパン マネージャー
緒方 清仁
12:15-
13:15
クラリベイト ランチ・セッション

「大学の研究シーズを事業化する領域と、そのパートナー企業の選定」
ソリューションコンサルティング マネージャー
増嶌 稔

「大学における技術情報としての特許情報利用の促進」
IPソリューションズ スペシャリスト
花田 佳子

「イノベーションの源泉:研究を支えるIR機能強化ソリューション」
学術情報事業部
13:15-
13:30
休憩
13:30-
14:05
講演「(仮)これからの産学連携に期待する大学・研究機関と産業界の役割」
ヤンマー株式会社 
事業創出部 企画部部長
鶴 英明
14:05-
14:40
講演「競争的資金獲得に向けた風見鶏の視点」
神戸大学 
学術・産業イノベーション創造本部 特命准教授・URA 
寺本 時靖
14:40-
15:15
講演「京都大学におけるメディカルイノベーションの取組み」
京都大学大学院医学研究科 特定教授
早乙女 周子
15:15-
15:30
休憩
15:30-
16:05
講演「学術俯瞰システムを活用した研究開発動向分析と産学連携」
東京工業大学 環境・社会理工学院
イノベーション科学系/技術経営専門職学位課程 准教授
梶川 裕矢
16:05-
16:40
講演「論文と特許を用いた分析事例」
16:40-
17:15
講演「中国における国際広報の活動事例~Promote Global Impact ~」
クラリベイト・アナリティクス(中国)
Project Manager, Publisher Solutions Paul Du
17:15-
17:20
クロージング
クラリベイト・アナリティクス 代表取締役
日野 博文
17:35-
19:00
情報交換会(有料)
*お一人3,000円を申し受けます。ご参加者皆様のご交流の場として頂ければ幸いです。
  • 夕方の情報交換会は、おひとり3,000円を申し受けます。全国の研究分析に関わる皆様とのご交流の場として頂ければ幸いです。
  • プログラムは予告なく変更することがございます。何卒ご了承ください。

講演概要

基調講演 「JSTが取り組む新たな産学連携について」
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)理事
白木澤 佳子

 科学技術振興機構(JST)はイノベーションの創出を目指し基礎研究から実用化まで幅広いフェーズの研究開発を推進しています。その中でも大学の研究成果の実用化はJSTの前身である新技術開発事業団(JRDC)からの古くて新しい課題です。今年度開始した「未来社会創造事業」等のJSTの新たな取り組みについてご紹介し、皆さんと共に産学連携の新しい形について考えたいと思います。
講演 「オープンイノベーションのグローバルな動向とパートナーリングの機会」
株式会社ナインシグマ・ジャパン ヴァイスプレジデント
渥美 栄司

株式会社ナインシグマ・ジャパン マネージャー
緒方 清仁

 グローバル企業におけるオープンイノベーションの動向をナインシグマがこれまで実施してきたマッチング事例を交えて紹介する。また、ナインシグマの多種多様な分野における経験や知見をベースに、パートナリングの機会の活用について、その活用方法、活用時の注意点やパートナーとして期待されることといった点を中心に解説する。
クラリベイト
ランチ・セッション
「大学の研究シーズを事業化する領域と、そのパートナー企業の選定」
ソリューションコンサルティング マネージャー 
増嶌 稔

 大学・企業間の連携によるオープン・イノベーションは、イノベーション・サイクルの短縮化と技術の多様化を背景に、その重要性と意義が年々高まっています。
 大学側では「研究シーズの事業化において最大の成果を収めるには、どの企業と組み、どの事業領域に、どのように展開するべきか」という「方向性」を定めることが重要になります。本セッションでは、クラリベイトが持つ世界的な特許と学術文献のデータベース情報をフル活用して、大学が抱える研究シーズ事業化の「方向性」を見出す分析を、事例を交えてご紹介します。
クラリベイト
ランチ・セッション
「大学における技術情報としての特許情報利用の促進」
IPソリューションズ スペシャリスト
花田 佳子

 大学技術の民間への移転、社会貢献が叫ばれるようになり、この動きに伴い、学術文献だけでなく、特許情報も利用する動きは、年々高まってきています。企業に提供した技術に対し正当な対価をもらうことも重要です。
 この背景の中では、大学においても、現在民間企業がどのような分野において、どのような課題に取り組んでいるのか、企業の動きを知ることは非常に重要です。
 学術文献・特許情報を合わせて技術文献と考えた場合、特許情報の割合は分野により30-60%に及び、企業による技術情報のほとんどは特許情報に現れます。
 特許を含め、総合的に技術情報を取得できる環境を構築した大学の事例を海外の大学の事例を交えてご紹介します。
講演 「(仮)これからの産学連携に期待する大学・研究機関と産業界の役割」
ヤンマー株式会社 
事業創出部 企画部部長
鶴 英明

 近年、オープンイノベーションは企業の変革や新事業創出を促進するための重要なキーワードであり、多くの企業がそのための組織化や仕組みづくりを進めている。また、大学や研究機関は研究シーズの創出と仮説検証、ならびに経営研究や人財育成とそのための産業界との連携を強化している。
 本講演では、これまで国内外での大学、研究機関、企業で基礎研究から事業創出を推進した経験をベースに、産学双方向の視点から早急な変革が求められている連携への期待を述べる。
講演 「競争的資金獲得に向けた風見鶏の視点」
神戸大学
学術・産業イノベーション創造本部 特命准教授・URA
寺本 時靖

 大学組織としてどのような風見鶏を持ち競争的資金を取りに行くのか重要である。データ分析からベンチマークによるターゲティング、目標設定、それに向けた全体システムをどのように構築しているか事例を紹介する。
講演 「京都大学におけるメディカルイノベーションの取組み」
京都大学大学院医学研究科 特定教授
早乙女 周子

 研究成果の橋渡しとなるバイオベンチャーが少ない日本では、大学自らが研究成果の事業化を促進する仕組みを構築しなくてはならない。京都大学医学研究科は、早くからこの認識に基づき、本格的産学連携と人材育成における独自の活動を行ってきた。
 2002年に「医学領域」産学連携推進機構を、2004年には「知的財産経営学コース」を設立した。2007年から10年間、アステラス製薬株式会社と組織的産学連携である「次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点」を実施し、このモデルを基に2010年にはメディカルイノベーションセンターが設立された。2016年には創薬人材育成を目的とする「創薬医学講座」が設立された。
 講演では、京都大学医学研究科が行ってきたこれらの活動について紹介する。

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